シャトー・ド・オーシエール
コルビエール
ヴィンテージ 2009 年
ラングドック地方における2009年は非常に波があるものでした。
冬季はむしろ雨がちで地下水位は上昇しました。1月にはクラウス号、風速180km/時を超す強風を伴った暴風雨が当地方を通過したことが人々の記憶に留められる事象でしょう。オーシエールのワイナリーは幸いにも被害から免れました。植物生育周期初期は降雨に恵まれ、水分バランスの再調整が得られました。4月および5月は非常に温暖な気温のもとでブドウ樹の良質な生育がすすみました。
夏季は地中海性気候の特徴でもある局地的雷雨に見舞われることが多く、水分供給はかなり少量となりました。8月後半は顕著な高温な日が続き早熟品種の成熟スピードが上がりました。
ほとんど黒に近い、深いガーネット色の外観。
香りは控えめですが見事な深みを備えています。樽香は完璧に溶け込み、ほとんど知覚出来ないほどです。軽いカシスのノート。即座に濃密さを感じさせます。口の中で時間をかけて広がりを見せます。攻撃的なところのない豊満なワインです。現時点ではシラー種が優勢ですが、ムールヴェードル種のフィネスがそれを巧く補充しています。フィニッシュは非常に余韻が長く、適度に主張しつつも完璧に溶け込んだタンニンの良いバランスを常に感じさせます。とてもクラシックでDBRらしいワインです。
現時点、偉大なるポテンシャルを感じさせるワインです。数ヶ月の瓶熟成が必要でしょう!
最適賞味時期:2012年/2015年






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