ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)

シャトー・ド・オーシエール

オーシエール・ルージュ

ヴァン・ド・ペイ・ドック

ヴィンテージ 2010 年

2010年の冬は寒冷で複数寒波に見舞われました。温暖な日が続いた4月とは対照的に3月およびとりわけ5月には低気温が観測されました。5月中は低気温と風雪により、早熟品種の生育周期に遅れが生じました。夏は降雨量も少なく暑い天候に見舞われましたが、それまでにとった遅れを取り戻すには十分ではありませんでした。5月は多湿で定期的に降雨があったとはいえ、冬季の雨量も限定的で2010年は雨量不足気味でした。オーシエールのテロワールは元来「瑞々しさ」を特長とし、おかげで旱魃期を耐えることが出来たとはいえ、収穫は前年比10日ほど遅れて開始しています。秋になると日中は穏やかで夜間は冷涼な天候に恵まれてゆっくりと果実は成熟し、このビンテージに上質なバランスを与えています。

見事な深みを備え、初見から豊かさを彷彿させる外観です。
香りは十分開いています。2010年ビンテージにはこれまでのオーシエール・ルージュ以上にラングドックらしさが表れており、より繊細といえるカベルネ・ソーヴィニヨンの品種表現が特長的です。
常に良質の存在感を見せるシラー種はこの地方のティピシテをより際立たせています。酸味のあるカシスのノート。
口に含むと優しい甘み感とともにたっぷりとしたボリュームを感じさせます。タンニンはなめらかで瑞々しさがあります。凝縮性も良質で攻撃的なところは感じられません。
フィニッシュは余韻も長く、2つの品種の高い補完性により見事に均質に仕上げられたワインです。
最適賞味時期:2011年〜2012年

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