ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)

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プリムール:2012年ヴィンテージ紹介、シャルル・シュヴァリエ

シャルル・シュヴァリエ

シャルル・シュヴァリエ 

2013年4月

あまり頻繁にはお目に掛かりたくない、実に難しい1年でした!

シーズン初めの4月24日には雹まじりの雷雨に襲われ、雨の多い天候のもとで遅めの開花(6月10日)を迎えます。受粉の状況は芳しくなく、その後の果実の品質を直撃するマイナス影響が出ています。

6月および7月は高温と多湿の天候が交互に訪れ、カビ菌繁殖の危険性が高まります。ブドウ畑にはベト病およびウドンコ病の発生がみられ、同時に森ではセップ茸やジロール茸が採れました!
病害対策は難航し、ヴィニュロンや栽培責任者らのノウハウを総動員し、「持続可能な開発(SD)」を尊重した生産ポリシーをどうにか遵守しながらの作業となりました。
8月末には良好な暑さが続きましたが、果実成熟期の初期からかなり不均質な成熟具合が確認されています。結果、収穫時の選果作業には一層の手間が掛かり、区画ごとに収穫作業を進める段取り決定も通常以上に大変でした。

9月末になると、赤ブドウの畑におけるボトリティス菌繁殖の危険が深刻に高まり、 「ヴィジオ・セレクション」の助けも借りて、選果作業チームはその道のプロとしての実力を存分に発揮してくれました。

リューセックでは、ボトリティス菌は発生しましたが、貴族(貴腐)としての系譜は、湿気だらけの空間では朽ちてしまいます。

チーム一丸となってあらゆる策を講じましたが、結果的にこの年は、果実味豊かでフローラル、気安く楽しめる「カルム・ド・リューセック」、そして新鮮で香り豊かな「R・ド・リューセック」のみを生産する予定です。

シャルル・シュヴァリエ

ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(ラフィット)
Domaines Barons de Rothschild (Lafite)