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DBR(ラフィット)より、来るべき2010年の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

ボルドーにおいて、西暦末尾「9」の年は誉れ高きヴィンテージと言われており、2009年もこの評判を裏切らない年となりました。

乾燥がちではありながら適時に適量の降雨があり、申し分のない気候に恵まれました。日中は晴天、夜間は冷涼、ぶどう果実はゆっくりと成熟をすることが出来ました。9月23日にスタートした収穫では、焦ることなく、それぞれのぶどう品種が完璧な成熟に達するその瞬間を待ちながら作業を進めました。

少量ながらも素晴らしく上質、この天の恵みを最大限に活かすべくワインメーカーが腕を揮う時がやって来ました。

ラングドック地方のドメーヌ・ド・オーシエールでは、湿った冬に続いて乾いた夏、そして好天の秋口を経て、ぶどうはぐんぐん熟度を上げていきました。今後が益々楽しみなこのワイナリーにおいて、このヴィンテージでは当地の逞しさと活力溢れるスタイルの偉大なるワインが生まれると確信しています。

チリでは、例年以上に温暖な気候に恵まれ、非常に熟した、それでも過度なアルコール感には至らないようなぶどう果実を収穫したことで、非常に飲み心地の良いワインに仕上がっています。

アルゼンチンでは、暑い夏の恩恵を受けたマルベック種が優勢のヴィンテージで、アルゼンチンタンゴの名曲を思わせる独特のワインとなるでしょう!

エリック・ド・ロートシルト男爵

来る2010年が前年同様に穏やかな年となりますよう、素晴らしいクリスマスおよび新年をお祈り申し上げます。

(2010年グリーティングカードの写真-ベアトリーチェ・カラッチオーロ-10年前の大晦日、暴風雨に倒れたラフィットの杉の木の思い出。木の下で眠るサスキア・ド・ロートシルト。)