ロス・ヴァスコス・カルメネール・グランド・レゼルヴ

コルチャグア

ロス・ヴァスコス・カルメネールは、ヴィーニャ・ロス・ヴァスコス技術チームが、約3年の歳月を費やし造り上げたキュヴェワインです。カルメネール種は、原生国であるフランスでは現在ほとんど栽培されておらず、その一方で、チリにおいては代表的品種として使用されています。この品種の魅力を追求した造りのワインです。

灌漑および収量の調整、精選収穫など、最適熟度で果実を収穫することを念頭に、ワイン造りに取り組んでいます。完熟果実の風味が実に魅力的なワインで、チリ料理にもお馴染みの各種スパイスを思わせる、スパイシーなアロマが特徴的なワインです。

ロス・ヴァスコス・カルメネール・グランド・レゼルヴ コルチャグア

ヴィンテージ

  • ヴィンテージ 2015年

    • 100% カルメネール

    通常どおりの天候に恵まれたヴィンテージでした。雨の多い冬を経て迎えた春には、日中は気温が高く(33度)夜間は冷涼な日が続きました。暑さは夏シーズンに入っても顕著で、1月および2月にはしばしば気温39度を記録しています。このような状況のもと、植物生育と水分ストレスへの効果的な対策を実行することで、カルメネール特有の、エレガントかつ調和のとれたタンニンを含むブドウが収穫できています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    濃厚な赤ルビー色の美しい外観。チェリー、ブラックベリー、ザクロ、プラムを思わせる赤果実のノートがまず広がり、その後、ブラックペッパー、パプリカ、ブラックオリーブ、グリル野菜、シナモン、スギ、焦がしたトウガラシのアロマが続きます。味わいに関しては、ビターチョコレート、チェリーリキュールのノートが感じられます。タンニンは口あたり良くしなやかで、素晴らしい余韻も楽しめます。個性のすべてが生かされたワインです。

  • ヴィンテージ 2014年

    • 100% カルメネール

    2014年は極めて異例な天候状況に見舞われた1年でした。春には霜害が発生し、一部のブドウを除去する必要が生じました。結果的にはこれも品質の向上につながり、素晴らしい凝縮感が備わった果実が収穫できています。以上の天候状況および畑での適確な作業(早めの除葉、水分ストレスを考慮した精緻な灌漑管理など)を受けて、最上級の品質のエレガントな果実に仕上りました。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    深みのある鮮やかな赤ルビー色の外観。チェリー、ブラックベリー、完熟プラムを思わせる果実のアロマ。炒ったヘーゼルナッツやブラックペッパー、完熟レッドパプリカ、オリーブペースト(タプナード)、焼きナスの香りがほのかにします。
    味わいに関しては、ブラックチョコレート、チェリーリキュール、ブラックオリーブのノートを含み、エレガントかつ存在感のあるタンニンとの見事な調和を楽しませてくれます。
    果実とスパイスのアロマの一体感がとにかく素晴らしく、このワイン特有の個性あふれる味わいが魅力的です。

  • ヴィンテージ 2013年

    • 100% カルメネール

    この年は、夏(特に1月、2月、3月)の暑さが印象的な一年でした。4月および5月には気温が急落し、結果、カルメネールの収穫は前年比1週間ほど遅れを取っています。また、降水量に関しては、2012年と比べて123ミリメートル多い数値となりました。これは、12月に記録した異例の降雨(76.3ミリメートル)が主な原因です。自動灌漑システムの調整を適確に行ない、入念な栽培管理を継続することで、非常に良質なブドウが収穫出来ました。カルメネール特有の風味が際立った仕上がりです。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある鮮やかな赤ルビー色の外観。香り表現は豊かで、完熟ブラックチェリーやブラックベリーを思わせる赤果実のアロマを特徴とします。同時に、砂糖漬け果実やブラックペッパー、熟したグリーンペッパー、アーティチョーク芯、ナスのアンティパストといったノートを含み、他にはないカルメネールの個性的風味を際立たせています。
    味わいに関しては、香りと巧く調和して、ビターチョコレート、チェリーリキュール、採れたてブルーベリーのノートが味蕾に広がります。エレガントなタンニンが加わることで風味の複雑さが引き立てられ、まさに1度は体験すべき味わいのワインに仕上っています。

  • ヴィンテージ 2012年

    • カルメネール 100%

    この年は天候の特徴として、通常の年間平均降水量のたったの58%に相当する409mmの降水量が記憶に残るでしょう。この天候条件はカルメネールのブドウ樹の樹勢を抑制するという意味では、むしろプラスに働きました。

    技術チームにより、この品種の真の魅力を引き出すために、ありとあらゆる作業が考えられました。除葉および水分ストレス調整により、上質の熟度と果実の瑞々しさが得られています。

    カルメネールは遅熟傾向の品種で、収穫は4月26日から5月10日の期間に行なわれています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    紫かかった真紅の美しい外観。

    チェリー、ブラックベリー、プラムといった果実の表現に、このブドウ品種の個性が輝いています。ブラックペッパーやローリエのノートに加えて、コーヒー、ビターチョコレート、ミント、ナツメグのほのかな香りが感じられます。味わいに関しては、アタックは優しく深くバランス良く、かつ魅力的な美味しさがあります。カルメネールのポテンシャルがふんだんに詰まったワインです。

    チーズ、パスタ、あるいは肉料理と是非お楽しみください。