ロス・ヴァスコス・グランド・レゼルヴ

コルチャグア

グランド・レゼルヴは、エレガンスとフィネスが魅力のワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンを主要品種とし、伝統法育成から生まれます。

ブーケの複雑性と余韻の長さが印象的なワインで、ブラックチェリー、カシス(カベルネ・ソーヴィニヨン)、イチゴ(マルベック)、ラズベリー(シラー)そしてプラムを思わせる香りに加えて、ローリエの葉、ブラックペッパー(カルメネール)のノートを含んでいます。

ロス・ヴァスコス・グランド・レゼルヴ コルチャグア

ヴィンテージ

  • ヴィンテージ 2014年

    • 85% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 5% カルメネール
    • 5% シラー
    • 5% マルベック

    天候というものは毎年多くの思いもよらないハプニングをもたらすもので、2014年ヴィンテージもその例にもれませんでした。萌芽の真っ最中、春の霜害がブドウ畑をおそい、新芽および房の生育に乱れが生じました。

    この時期の影響でブドウ房の数は減少しサイズも小さめでした。したがって、最終的な収量も低めの数値を記録しています。ひと株のブドウ房数を少なく設定することで、最適な熟度に実った、上質かつ凝縮性の高い果実が収穫できました。

    赤ルビー色の美しい外観。

    ラズベリー、チェリー、プラムなど、新鮮な完熟果実のアロマがたっぷりと香ります。キャラメル、ビターチョコレート、ブラックオリーブ、スギのノート。
    飲み心地よく、タンニンは存在感があると同時にエレガント。ワインにストラクチュアとボリュームをもたらしています。
    大胆なスタイルの、みずみずしさが美味しいワインです。

  • ヴィンテージ 2013年

    • 85% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 5% カルメネール
    • 5% シラー
    • 5% マルベック

    終始最適な天候条件に恵まれた1年でした。夏には、日中は暑く夜間は冷涼な日が続き、このような理想的な日較差のおかげで、最適な熟度に達したブドウを収穫出来ています。また、夏の間に雨が降らなかったことも、健全な状態での収穫に成功した理由として挙げられます。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    濃厚なガーネット色の外観。深紅の光沢を帯びています。完熟チェリーやザクロ、干しプルーンを思わせる果実のアロマが豊かに香ります。リコリス、キャラメル、ブラウニー、クルミ果皮染料のノートが徐々に広がり、ブラックオリーブやクローブ、スギの香りがほのかに感じられます。
    味わいには、しなやかなストラクチュアとともに上質なボリューム感があり、しっかりと後味まで残るタンニンが印象的です。類いまれな特性を備えた、秀逸ワインです。

  • ヴィンテージ 2012年

    • 75% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 10% カルメネール
    • 10% シラー
    • 5% マルベック

    冬季終盤にあたる8月には激しい雨(107ミリメートル)に見舞われたため、土壌はたっぷりと水分を蓄えることが出来、それにより、その後の雨量不足が補われています。収穫作業が終わりを迎える5月、その時点の降水量は8ミリメートルにも達しませんでしたが、収穫の全体的クオリティに目立った影響は見られていません。
    収穫作業は4月3日から5月9日にかけて行ないました。過去数年と比較すると7日ほど遅めのスタートです。収量は平年比を若干上回っています。果実の熟度はゆっくりと高まり、粒の大きさは小さめですが、瑞々しさ、凝縮性、上質な酸としなやかなタンニンを含み、風味の良さがとりわけ魅力的な仕上がりです。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    深みのある赤ルビー色の外観。香りは表現豊かで、スモモ、ブルーベリー、ブラックベリーを思わせる果実のアロマが特徴的。ビターチョコレート、カカオ、モカ、コーヒー、炒りゴマ、カシスリキュール、タバコ、ブラックペッパーのノートとの巧みな融和が楽しめます。
    落ち着きのあるエレガントな味わいで、しなやかかつ洗練されたタンニンを含んでいます。同時に余韻も長く風味豊か。テロワールを象徴するかのような飲み心地の良さが魅力です。

  • ヴィンテージ 2011年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 75% カルメネール 10% シラー 10% マルベック 5%

    2010年は特徴として比較的降水量が少なく(347ミリメートル)、冬の終わり、つまり8月および9月には灌漑を行なって水分を補給する必要がありました。この作業を行なったことで、通常どおりのブドウ樹生育が得られています。

    花の時期には低温が続き、そのためブドウ房はより小粒で、収量低下に繋がっています。その後の果実成熟は順調な管理体制のもとで進み、高い凝縮性と品質を備えた完熟ブドウが収穫出来ました。

    収穫は、4月6日から5月13日の期間に行なわれました。収穫を迎える頃には、ブドウ樹は本来のポテンシャルを最大限に発揮し、完璧な衛生状態の秀逸な品質のブドウを得ることが出来ました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    鮮やかな赤ルビー色の外観。プラムやチェリーといった生鮮果実の香りが広がり、同時にバニラ、シナモン、ナツメグ、炒ったヘーゼルナッツパウダー、ホワイトペッパー、クローブ、カシューナッツのノートと絡み合い、溶け込んでいます。味わいには上質なバランスとストラクチュアがあり、ボリューム感と余韻の長さが実に魅力的なワインです。

  • ヴィンテージ 2010年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 75% カルメネール 10% シラー 10% マルベック 5%

    春のうちは平年よりも低めの気温の日が続きました。冷涼な天候により、密度に欠ける果房が形成され、生産量の低下が危惧されました。定期的に摘心を行うことで、1ヘクタール辺り7〜8トンの収量を確保することが出来ました。年を通じて降水量が少なく、軽度の水不足に悩まされました。この点に関しては、人工灌漑システムによって迅速な対策がとられました。2010年にワイナリーを襲った悲惨な地震からほんの1年。収穫作業は最適条件のもと、滞りなく進みました。前年比、1週間ほど遅めの収穫となりました。収穫日を生理学成分の成熟順に決定するため、マルチスペクトルを用いてゾーン化を行い、数々困難にさらされながらも上質の収穫を得ることが出来ました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    グランド・レゼルヴ2010年には、深みのあるルビー色の外観とレンガの色調が備わっています。完熟果実の香り、特にプラム、チェリー、ブラックベリー。それらがリコリス、ブラックペッパー、カカオ、石墨のノートと混ざり合っています。複雑性が高くエレガント、かつ魅力たっぷりなワインに仕上がっています。

  • ヴィンテージ 2009年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 75% カルメネール 10% シラー 10% マルベック 5%

    開花直後から、2009年ヴィンテージは、理想的生産を後押しする最高の天候条件によって特徴づけられました。雨は秋と冬に集中し、渓谷における通常どおりの平均的降水量を記録しています。春先から気温は高めで、萌芽および植勢が巧くコントロールされた状況で、植物生育に最適な環境となりました。気温の変化により、見事なカラーと果実の濃縮したアロマ、クオリティの高いタンニンが生まれました。収穫開始日まで、果実は理想的天候のもと成熟しました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観は深いルビー色。
    香りは濃厚かつ複雑、ブラックベリー、チェリー、固めのイチジクといった果実のアロマと、スギ、タバコ、シナモン、ホワイトペッパー、ミント、ビターチョコレートのノートが特徴的。
    上質な骨格を備えた味わいには、バランスと豊かさ、特筆に値する余韻が楽しめます。おひとりであるいはご友人と、読書を楽しむ際のおともに、あるいはただ純粋に上質なワインを堪能したい、そんなひとときに最適なワインです。

  • ヴィンテージ 2008年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 75% カルメネール 10% シラー 10% マルベック 5%

    コルチャグア地方における2008年ヴィンテージ収穫は、非常に特異な条件下で進みました。稀な降雨に特徴づけられた冬と、寒冷な春の天候により、開花の遅れがまず見られました。その後、夏期の猛暑が生産減少を引き起こし、同時により凝縮した、バランスの良い、完璧な酸を含んだ果実を生み出しました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある赤ルビー色の外観。
    果実表現豊かな香り。赤果実の豊かなアロマがワインに独自の個性をもたらしています。完熟チェリー、プラムと同時に、トリュフおよびリコリスのノートに続いて、ブラックペッパー、ローリエの葉、クローブおよびナツメグのアロマが楽しめます。樽内育成により、木の香がもたらされ、バニラ、チョコレート、ココナッツ、石墨、タバコ、シナモンおよびモカのアロマとの見事な調和を見せています。

    巧みに仕上げられた酸、豊かなボリューム、エレガントで優しく余韻の長い後味。加えて注目に値する上質な骨格が特長的なワインです。

    今からでも楽しめますし、成長を楽しみたい場合は、長期熟成も可能なワインです。

  • ヴィンテージ 2007年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 75% カルメネール 10% シラー 10% マルベック 5%

    チリにおいて、2007年は、夏季のうち数日猛暑日があった他は、通常通りの天候を記録した1年でした。猛暑日には適確なブドウ畑の管理と灌漑が施されました。収穫時期は温暖な気温に恵まれ、素晴らしい熟度が得られました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観はきらめきのある赤ルビー色。香りは非常に果実香表現豊かです。ブラックチェリー、カシス(カベルネ)、イチゴ(マルベック)、ラズベリー(シラー)、プラムの他にも、ローリエの葉やブラックペッパー(カルメネール)のノートが感じられます。樽育成により、シナモン、バニラ、チョコレートおよびタバコのアロマがもたらされています。

    味わいに関しては、口当たりはクリーミーで、上質な酸味と骨格とともに濃密さと瑞々しさが特徴的で、後味には軽いリコリスのノートとともに、果実香(甘みのあるラズベリーとチェリー)が感じられます。非常に魅力的で調和の取れた、デリケートな風味の心地良いワインです。

  • ヴィンテージ 2006年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 65% カルメネール 20% シラー 10% マルベック 5%

    チリでは、2006年は酷暑の夏にもかかわらず、晩熟性のヴィンテージでした。しかし、収穫期間中には冷涼な天候が続き、収穫期をうまく配分し、アルコール度を爆発的に高めることなく、果実が最適な成熟度に達するまで実らせることができました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    美しい輝きを帯び、オレンジのニュアンスを伴う鮮やかなルビー色。
    ブラックチェリー、カシス(カベルネ)、イチゴ(マルベック)、ラズベリー(シラー)、プラム、ほのかなミント、ブラックペッパー(カルメネール)などの果実のアロマのたっぷりとした香り表現。樽香は、果実香を圧倒することなく、タバコ、シナモン、カスタードプリン(バニラ、カラメル、チョコレートなど)の芳ばしいアロマをワインにもたらしています。味わいに関しては、豊かでクリーミーながらも、瑞々しさがあり、非常に濃厚で上質なストラクチュアを備え、リコリスやクルミの皮のほのかな香りを伴う、ラズベリーやチェリーを思わせる濃厚な果実味が後味に残ります。

  • ヴィンテージ 2005年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 75% カルメネール 15% シラー 5% マルベック 5%

    2005年の夏は、大変な猛暑で、ブドウの成熟がかなり遅れた年でした。晴れていても涼しく心地良い天気が続いた秋のおかげで、ブドウの成熟度は程よいレベルに達し、風味が凝縮された果実に仕上がりました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    色は濃いルビー色。弾けんばかりの果実の香り。ブラックチェリー(カベルネ)、イチゴ(マルベック)、ラズベリー(シラー)、プラムやミント、ブラックペッパーはそれぞれカルメネールに由来しています。樽香は果実の香りを圧倒することなく、タバコの葉、シナモン、バニラ、キャラメルソースやチョコレートのかかったカスタード・プリンなどを思わせる素晴らしいアロマすら感じさせます。味わいに関しては、酒性が高く、クリームのようにまろやかな口当たり。瑞々しさがあり、しっかりとした骨格を持ち、後味にはラズベリーとチェリーの凝縮された果実味と、ほのかにリコリスが感じられます。

  • ヴィンテージ 2004年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 92% カルメネール 5% シラー 3%

    天候面では恵まれた年でした。冬は比較的多雨でしたが、春には理想的天候の日が続きました。夏季は全体的に水不足だったとはいえ、植物生育は非常に良い条件下で進んだといえます。12月から収穫までの高温により、素晴らしいブドウの凝縮が得られました。ロス・ヴァスコスにおける偉大なるヴィンテージの登場です。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観は濃さのあるルビー色、ほとんど黒色で、琥珀の光沢がかすかに見られます。「グランド・レゼルヴ」はバニラ、タバコ、シナモン、スギ、スパイスの豊かなアロマを持ち、樽香および果実香も完璧に溶け合っています。完熟黒果実(ブラックベリー、チェリー、ほのかなカシス)の溢れんばかりのアロマ表現が特徴的です。味わいに関しては、アルコール表現豊かでまるみがあり、コーヒー味エクレアのような豊かな広がり。タンニンは絹のようになめらかで果汁感があります。後味にはペッパーとリコリスの心地よい香りを残し、余韻の長さが素晴らしいワインです。豊かさとハーモニー!

  • ヴィンテージ 2003年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    天候面では恵まれた年でした。冬は雨は多かったけれど、気温は温暖で、10月から3月にかけては高温を記録しています。乾燥した夏のおかげで果実成熟は非常に素晴らしい条件の下で進みました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    グランド・レゼルヴ2003年は、深い赤ルビー色、琥珀色の光沢を備えています。

    香りは、タバコ、バニラ、シナモン、スパイスを思わせるノートが上手く溶け込んでいます。味わいに関しては、力強いタンニンを含み、完熟黒果実の風味が続きます。後味には美しい余韻が残ります。

  • ヴィンテージ 2002年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    3月末ににわか雨が良く降るという異例な年。幸にもこの雨による影響はほとんど見られず、収穫は通常どおり、コルチャグア渓谷における平年並みの天候条件の中で行ないました。降水を特徴とする春を経て、収穫直前に迎えた夏の気温は非常に高く、ブドウの生育は好条件の中で進みました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    グランド・レゼルヴ2002年は、深いルビー色、野生のイチゴとチョコレート、そしてミントを思わせるアロマを含みます。味わいに関しては、甘み感があり滑らかな風味が広がります。骨格良く、上手く溶け込んだタンニンには力強さがあります。赤果実のノートが特徴的です。

  • ヴィンテージ 2001年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    雨の多かった春に続いて、ブドウの生育期間中は最高の天候が続き、収穫は平年どおり、3月28日から4月17日にかけて行ないました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    非常に果汁感のある、アロマ表現豊かなヴィンテージ。アタックにはリキュールのような甘み感があり、上手く溶け込んでいてかつ存在感のあるタンニンとともに風味が広がります。熟した赤果実を感じさせる余韻が長く続きます。

  • ヴィンテージ 2000年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    天候に関しては、ブドウの生育期間が長かったこと、2月の降水量が32ミリメートルと異常な数値だったことが印象的な年といえます。果実成熟の遅れにより、カベルネ・ソーヴィニヨンの収穫は4月7日まで開始されず、これは実に50年ぶりの事態でした。(通常、開花から収穫までの平均日数は120日であるのに対し、この年は150日かかりました。)

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    輝きのあるルビー色の外観。力のある果実香。味わいに関しては、肉づきのある粘性の高い風味のワインです。余韻は長く、後味にはスパイスの風味と心地良いタンニンが残ります。