ロス・ヴァスコス、ソーヴィニヨン・ブラン

カサブランカ

ロス・ヴァスコス・ソーヴィニヨン・ブランは、カサブランカおよびクリコ地方で長期間契約を結んでいる畑で栽培されたブドウを用いて造られます。ヴィンテージに共通する特徴は、口に含んだ際の果実味のキレと活力です。

香りに関しては、シトラス、グレープフルーツおよび南国系果実のアロマが、ソーヴィニヨン特有のツゲのアロマによって引き立てられ、実に優美な香り表現が楽しめます。

ロス・ヴァスコス、ソーヴィニヨン・ブラン カサブランカ

ヴィンテージ

  • ヴィンテージ 2017年

    • ソーヴィニヨン・ブラン100%

    9月初旬に重度の霜害が発生。春シーズンが進むにつれてこの霜害による影響は薄らぎました。

     

    その他の年とは対照的に、朝霧による影響はさほど認められませんでした12月および1月はかなり暑く、2月に入ると気温は徐々に低下し始めました。

    高温の影響で収穫は早まり、収量の低減も引き起こしています。果実サイズは小さく、通常に比べて粒も少ない生育状況でしたが、その結果、さらに凝縮した上質なブドウの収穫に成功しています。

    テイスティングコメント

    ロス・ヴァスコス・ソーヴィニヨン・ブラン2017は、同品種特有のペールイエローの色調と緑かかった光沢が美しいワインです。メロン、青リンゴ、パイナップル、ライムのアロマが芳ばしく香り、レモングラスやレモンバーベナといったハーブやスパイスのニュアンスが果実香をさらに引き立てます。味わいには上質なボリューム感としっかりとしたストラクチュアがあります。10 °C〜12 °Cに冷やしてお楽しみください。

  • ヴィンテージ 2016年

    • 100% ソーヴィニヨン・ブラン

    シーズンはじめの天候の特徴は、凍霜害による被害は一切なく、同時に春は比較的低い気温の日が続いたという点です。その結果、収穫時期は遅めで、低収量にとどまりました。こういった状況でも品質は良好で、平年以上に果実には凝縮性が見られ、高い品質の収穫が得られています。
    収穫時期には本格的な雨に見舞われましたが、畑を適切に管理し、乾燥している時期に的確な流れで作業を行なうことで、上質なブドウの収穫に成功しています。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    輝きのある、緑かかった黄色い外観。パイナップルやピーチ、洋梨、メロンを思わせる完熟果実の香りに、ライム、マンダリン、バーベナ(ヴェルヴェーヌ)、シトロネル、スウィートミント、カモミール、オレンジフラワーの香りが優しく交じり合います。味わいのボリューム感は素晴らしく、バランスも良く、余韻の長さがあります。10度から12度に冷やしてお楽しみください。

  • ヴィンテージ 2015年

    • ソーヴィニヨン・ブラン 100%

    春の気温は高く、凍霜害に見舞われることもなく、続く夏は降雨のない暑い日が続きました。3月には39.6度という記録的暑さを観測しています。若干ではあっても春には降雨があり、ブドウが必要とする水分を土壌は吸収・維持することが出来ました。5月から8月の期間の総降水量は418ミリメートルに上りました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    ペールイエローの外観、淡い緑の光沢。香りに関しては、フレッシュパイナップル、洋梨、青リンゴ、蜜入りメロンのアロマとともに、柑橘果実、グレープフルーツやライムを思わせる香りが感じられます。また、エストラゴンやタイムのほのかなアロマが香ります。味わいは、バランスの良い酸味と口いっぱいに広がる風味、上質な余韻が特徴的なワインです。10度—12度に冷やしてお楽しみください。

  • ヴィンテージ 2014年

    • 100% ソーヴィニヨン・ブラン

    2014年は春先の凍霜害が記憶に残る出来事として挙げられます。特にカサブランカ渓谷における被害は甚大で、収量ならびに生産に大きな影響が出ています。房および粒はいずれも小さめでしたが、非常に濃縮した果実が得られています。結果、濃厚なアロマを含み、果実の風味豊かな秀逸ワインに仕上っています。甘み感と酸味のバランスの良さ、丸みのある味わいが魅力のワインです。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    明るめの黄色い外観、緑色かかった光沢。パイナップル、洋梨、青リンゴ、パッションフルーツ、ハネジューメロンを思わせる果実のノートが特徴的で、青トウガラシやレモンバーベナのアロマ、特有のミネラル感との見事な調和が楽しめます。味わいに関しては、バランスのとれた上質な酸が、瑞々しさを際立たせています。香り、味わいともに、品種の個性がうまく活かされたワインです。
    まだワインが若いうちに、2年以内にお楽しみください。アペリティフとして、または貝・甲殻類、寿司やサラダと組み合わせることで、このワインのさらなるポテンシャルが花開きます。10—12度に冷やしてサービスしてください。

  • ヴィンテージ 2013年

    • ソーヴィニヨン・ブラン 100%

    カサブランカにおいては、春はとりわけ低温続きでした。初夏も気温は低めで曇天の日が続き、着色に遅れが出ています。この遅れは収穫まで取り戻されることはなく、丸2週間ほど収穫を遅らせて最適熟度を得る時期を待たなければなりませんでした。
    この天候による影響で、2013年ヴィンテージのアルコール度数は低めで、酸はより高めの数値に仕上がっており、通常より少しばかり草っぽさを感じさせる果実の風味が特徴的です。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    薄い黄色の外観、緑かかった光沢。香りに関しては、芳醇な果実の香り、白桃、パイナップル、ライチ、洋梨、青リンゴ、メロン、ライムのノートが特徴的。セージやフェンネルといったハーブの香り、ほのかな青トウガラシを思わせる香りを含みます。味わいは瑞々しく、バランス良く余韻の長い酸味を軸に風味が広がります。
    アロマを存分に味わっていただくために、まだ若いうちにお飲みください。アペリティフにお楽しみください。貝・甲殻類、あるいは美味しいサラダとの相性は抜群です。10〜12℃に冷やしてサービスして下さい。

  • ヴィンテージ 2012年

    • ソーヴィニヨン・ブラン 100%

    2012年の春は、低めの降水量と最適な暑さを特徴とする季節となりました。夏の訪れまで徐々に気温は上昇を見せ、ブドウ房の衛生状態も良く、質の高い収穫を得ることが出来ました。
    春には霜害の被害を受けることもなく、萌芽、開花、結実、いずれの生育段階でも完璧といえるブドウ樹の生育が得られています。ブドウは時間をかけて熟度を上げ、それにより、素晴らしいバランスの酸と最適な糖分凝縮を備えたワインが誕生しています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    黄色い外観、緑かかった光沢。香りの特徴としては、フレッシュハーブ、シブレット、ツゲ、アスパラガス、バーベナといったノート、ライチ、ナシ、パイナップル、青リンゴを特徴とする果実のノート。味わいは、瑞々しさのあるワイン。心地良い酸と秀逸な余韻が魅力です。
    若いうちに是非ご堪能ください。アペリティフにもぴったりですし、貝・甲殻類やサラダとお楽しみいただけば、ワインの一層のポテンシャルが引き出されます。10〜12℃に冷やしてサービスください。

  • ヴィンテージ 2011年

    • ソーヴィニヨン・ブラン 100%

    2011年は少ない雨量と平均を下回る気温で特徴づけられます。春は霜の被害もなく萌芽から開花、結実と平年どおりにすすみました。夏と秋は安定した気温に恵まれ、見事なバランスの酸とアロマ形成要素をたっぷり含んだ果実が時間をかけて成熟を得ました。大半のブドウはカサブランカの畑から、その他コルチャグア、アンデス、レイダの畑のブドウも少量使用し、確固たる品質保証としてヴィーニャ・ロス・ヴァスコスの技術スタッフの管理のもとで作業はすすめられました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    緑かかった光沢を伴う、薄い黄色い外観。香りはアロマ表現の幅が広く複雑で、とりわけライム、白桃、洋梨、パイナップル、青リンゴ、加えてシブレット(あさつき)の軽いノートが見られます。味わいに関しては、瑞々しく良質のボリューム感と、注目に値する余韻の長さが備わっています。若いうちにお楽しみください。アペリティフに、あるいは冷たい貝・甲殻類や美味しいサラダとの相性は抜群です。10℃から12℃でサービスください。

  • ヴィンテージ 2010年

    • ソーヴィニヨン・ブラン 100%

    春は比較的気温が低く、果実は小さめで収量も減少しましたが、素晴らしい凝縮性が得られました。実際、収穫時期は低めの気温を記録し、果実成熟はゆっくりと進み、酸およびアロマ成分が理想的に保たれています。ほとんどの収穫はカサブランカ・ヴァレーで生産され、コルチャグアおよびレイダのアンデス山脈プレコルディレラ地域のものはより少量となっています。ロス・ヴァスコスのスタッフ一同、弛まぬ厳格な管理体制のもと、これらの畑から最高の品質と最適な成熟を得られるよう努めています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    かすかな緑の光沢をもつ非常に薄い黄色い外観が特徴的なワインです。
    香りに関しては、ライム、白桃、サボテンの実、パイナップル、青リンゴ、ライチ、マンゴーを思わせる、果実類の複雑豊かなアロマパレットが主流となります。ツゲノキおよびシブレットのノートを含みます。

    アペリティフに、または貝類・甲殻類盛り合わせやサラダとともにお楽しみください。10〜12℃に冷やしてサービスください。

  • ヴィンテージ 2009年

    • ソーヴィニヨン・ブラン 100%

    2009年は寒冷だった冬季と非常に乾いた春季によって特徴づけられます。最上級の素晴らしい熟度が得られた収穫となりました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    綺麗な緑色かかった薄い黄色い外観。香りに関しては、ソーヴィニヨン・ブランの伝統的な「野性味のある」アロマ表現がとりわけ豊かで、ツゲ、下草、果実(パイナップル、ライム、青リンゴ、白桃)のノートを含んでいます。味わいは瑞々しく果実味たっぷりで、余韻とともにバランスの良さを感じさせます。カサブランカおよびレイダのブドウからは、果実香とミネラル香が加わる一方、アンデス山脈プレコルディレラ地域のブドウは、ワインにストラクチュアとなめらかな骨格をもたらします。