ロス・ヴァスコス・カベルネ・ソーヴィニヨン

コルチャグア

ロス・ヴァスコス・カベルネ・ソーヴィニヨンは、ロス・ヴァスコスの名を世に知らしめた、当ワイナリーを代表するワインです。どの年代のものにも共通して、熟した果実の風味と瑞々しいアロマが魅力で、しなやかで肉づきの良いストラクチュアを備えています。

外観は輝きのある赤ルビー色。香りにはブラックチェリー、ラズベリーおよびプラムを思わせる上質なアロマが楽しめ、ほのかなスパイス香が全体を包みます。なめらかで風味高く、しなやかなタンニンのストラクチュアを備えています。クラシックな風味が魅力の上質ワインです。

ロス・ヴァスコス・カベルネ・ソーヴィニヨン コルチャグア

ヴィンテージ

  • ヴィンテージ 2016年

    • 100% カベルネ・ソーヴィニヨン

    2016年シーズンは平均的な天候の冬からスタート。7月には集中的な降雨がありましたが、ブドウ畑への影響は見られていません。気温は春を迎えたと同時に上昇し、35 °Cを上回るほどでした。一方で最低気温はかなり低く、ブドウの正常な生育を妨げがちな霜による害はなかったとはいえ、気温のコントラストは印象的でした。夏の間、1月には最高気温37.9 °Cを記録していますが、3月の気温は30 °C以下に落ち着いています。この年で唯一ともいえる困難は、収穫期間に降り続いた雨です。的確な作業体制のもと、シャトーチーム独自の対応力を発揮することで、洗練されたエレガントな風味がそなわった、素晴らしい品質のブドウの収穫に成功しています。

    テイスティングコメント

    赤ルビー色の外観。プラムやチェリーのアロマとともに、キャラメル、チョコレート、タバコ、ブラックオリーブが香ります。味わいには、たっぷりとしたボリューム感と上質なストラクチュアが感じられ、タンニンもなめらか。まさに個性的なワインです。

  • ヴィンテージ 2015年

    • 100% カベルネ・ソーヴィニヨン

    2015年ヴィンテージの特徴としては、若干異例といえる萌芽時期の天候、そして9月に集中した降雨(平均110ミリメートル)が挙げられます。天候の影響を受けて萌芽は遅めとなりましたが、灌漑システムを適確に調整することで上手く遅れを取り戻すことに成功しています。過度な高温に悩まされることもなく(最高気温30-32度)、有効な畑管理を行なった結果、通常どおりの収穫が得られています。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    外観:深みのある赤ルビー色の美しい外観
    香り:プラムやチェリー、熟したラズベリー、そしてカシスの芳ばしい香りを特徴とする、生鮮赤果実のノート。ほのかにリコリスやホワイトペッパーが香ります。
    味わい:みずみずしく果汁感ゆたか。タンニンと酸、そしてアルコールのバランスが見事。親しみやすい魅力たっぷりのワインです。

  • ヴィンテージ 2014年

    • 100% カベルネ・ソーヴィニヨン

    春の最低気温平均値は7.9度でしたが、日中は33度にまで気温が上昇する日もありました。このような理想的天候のもと、収穫は予想どおり早めに行なわれ、比較的作業期間も短めでした。4月19日、収穫作業も終盤に差し掛かった頃、同地域において13.8ミリメートルの降雨を記録しましたが、この雨によるブドウへの大きな被害は出ていません。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある赤ルビー色の外観。香りに関しては、ブラックチェリーやカシスのアロマが特徴的で、リコリスやレッドペッパー、パプリカ、ローリエを思わせるノートがほのかに香ります。上質なボリューム感があり、ストラクチュアの良さが楽しめます。うまく溶け込んだ優しいタンニンが印象的なワインです。

  • ヴィンテージ 2013年

    • 100% カベルネ・ソーヴィニヨン

    萌芽は2週間ほど早め(昨年は9月5日だったのに対し、今年は8月22日)に始まりました。季節初めは気温も良好で凍霜害の心配もなく、好条件の天候が続きました。

    雨量不足だったことで灌漑作業の変更を余儀なくされました。12月にはまとまった降雨がありましたが、点滴灌漑を実施して水分ストレスを調整しました。

    2013年の収穫はここ数年と比べると3週間ほど遅めのスタートとなりました。平年に比べて夏の気温が低かったため、収穫予定に若干の狂いが出ています。それでも、最終的には上質な熟度と優れたバランスが備わったブドウ粒が収穫されました。アルコール度数も落ち着いた数値で、柔らかいタンニンと表現豊かな果実感、瑞々しさ、酸、いずれも十分な仕上がりです。カベルネ・ソーヴィニヨンの収穫は、2013年4月11日から5月15日にかけて行ないました。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    光輝くルビー色の外観。プラム、イチゴ、チェリーを思わせるアロマを特徴とする生鮮赤果実の香りとともに、テロワールの多様性を象徴すると同時にカベルネ・ソーヴィニヨン特有のノートでもあるハーブ香がほのかに香ります。独特な魅力に溢れる2013年ワインです。

    味わいに関しては、若々しさと同時に熟度のある、表現豊かなタンニンを含み、ボリューム感と個性が際立っています。自然な形でバランスの取れた酸を含み、今後の熟成が非常に楽しみです。今すぐお飲みいただけますし、数年の熟成保存後にも美味しくお楽しみいただけます。

  • ヴィンテージ 2012年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    この年は降水量不足(533ミリメートル、平年降水量の58%に相当)が記憶に残る年でした。不足分を補うため、冬の終盤から灌漑を行なう必要がありました。その後の栽培シーズンは、順調に最適な条件のもとで進みました。通常どおりの頻度で灌漑は続けられ、良好な安定した気温が続きました。果実成熟の時期に平年どおりの理想的気温に恵まれたことで、凝縮性と果実味表現が高まりました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    赤ルビー色の美しい外観。香りに関しては、チェリーやイチゴといった生鮮赤果実の濃厚なノートの奥に、タイム、ローリエの葉、ミントのほのかな香りが感じられます。味わいは芳醇で、しなやかかつ存在感のあるタンニンが特徴的です。果実味のバランスが絶妙なワインです。

  • ヴィンテージ 2011年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    2011年は降水量不足で特徴づけられますが、2010年ほどは深刻ではありません(409ミリメートル)。

    より最新鋭の技術を用いて効果的に灌漑を施すことで、好条件の下で植物生育を得ることが出来ました。

    春には低温が続き、数、大きさ、いずれも少なめとなりましたが、同時に凝縮した高い品質の果実に成長しています。生産量は2010年とほぼ同量で、ワイナリーの平年値より少なめです。収穫は2010年に比べて1週間ほど遅れてスタートしました。素晴らしい好天の下、濃い色素を含む完璧な状態のブドウが収穫出来ています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    カベルネ・ソーヴィニヨン2011年は、ルビー色の外観を備え、チェリー、イチゴ、ラズベリーのアロマに、ブラックペッパー、ナツメグ、ローリエのノートが巧く調和した、実に瑞々しく果実香溢れる香りが特徴的です。ジューシーな味わい、見事なストラクチュア、長い余韻。結果、上質な個性溢れるワインに仕上がっています。

  • ヴィンテージ 2010年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    冬季は旱魃傾向の月(前年の726ミリメートルに対し463ミリメートル)となりました。それでも時宜を得た管理灌漑を施すことで、植物生育は通常どおりに進みました。開花がすすむ春季には、低温の日が続いたため、多少花ぶるい現象が生じ、着果は少なめでした。収量は年平均比マイナス15%に減少(1ヘクタールあたり10トンに対して8,5トン)しましたが、生産を抑えることでブドウの凝縮性と見事なバランスが生まれています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観は濃厚なルビー色。果実香豊かな香りはブルーベリー、チェリー、カシス、ラズベリーのアロマ表現が特長的で、ピンクペッパー、パプリカ、カレー、サフランのノートと見事に調和しています。味わいは、なめらかで丸みがあり官能的。心地良いタンニンと若干の酸を伴い、総じて非常に飲み心地の良いワインに仕上がっています。

  • ヴィンテージ 2009年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    2009年ヴィンテージは、温度較差においても土壌湿度においても、植物代謝にとって最適な天候条件を享受した年でした。
    雨は秋と冬に集中し、渓谷における通常どおりの平均的数値を記録しています。春先から気温は高めで、萌芽および植勢が巧くコントロールされた状況での植物生育に最適な環境となりました。気温の変化により、見事なカラーと果実の濃縮したアロマ、クオリティの高いタンニンが生まれました。
    灌漑は乾燥状態を連日チェックし、理想的光合成をすすめるために適した量を施しました。ブドウ畑の管理を徹底することで果粒の見事な成熟を得ることが出来ました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みと輝きのある赤ルビー色の外観。香りは濃厚で、チェリー、ブルーベリー、ラズベリー、プラムの見事な果実香と、ローリエの葉、クローブ、ナツメグのノートとのたっぷりとした調和が楽しめます。味わいは均質で、強固さはあれど、心地良く口当たりのよい骨格を備えています。柔らかくしなやかなタンニンと繊細な酸との見事なコンビネーションにより、心地良く優雅さがあり余韻の長いワインに仕上がっています。

  • ヴィンテージ 2008年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    ロス・ヴァスコスにおいて、2008年ヴィンテージの第一の特徴は、異例の天候条件が生み出した最高品質の果実にあると言えます。これまで数年と比較して、より少量の降雨とともに、開花は遅めかつ均質。夏の高温により過度の水分蒸発が起こり、小粒で房も小さめなものに生育しました。結果、最適な果肉率が得られ、色素とワインの凝縮性の増大がもたらされています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    輝きのある赤ルビー色の見事な外観。香りは果実香豊かで、ブラックチェリー、ラズベリー、プラムのアロマが特長的。スグリジャム、砂糖漬け果実、ホワイトチョコレートのノート。かすかなスパイス香(ブラックペッパー、ナツメグ、ローリエの葉、クローブ)。柔らかさとふくよかさを備えたタンニンを持つ、味わい豊かでなめらかなワインで
    す。上質なボリューム、骨格、バランス。クラシカルな高品質ワイン。

  • ヴィンテージ 2007年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    2007年のロス・ヴァスコスは、格段に素晴らしい天候条件に恵まれました。果実成熟期間には雨に降られることがなく、開花初期からの「ノーマルな」暖かさによって、果実は高品質な生育を得ることが出来ました。1月・2月には過度にならない程度の高温を記録しています。畑の管理技術には、最終的に高い成果を生み出す修正が加えられました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観は輝きのある美しい赤ルビー色。香りに関しては、ブラックベリー、レッドチェリー、ラズベリーおよびプラムを特徴とするアロマを含み、果実味豊かな香りです。黒スグリのジャム、砂糖漬け果実、赤果実のシロップおよびホワイトチョコレートのノートと共に、軽いスパイス香(ブラックペッパー、ナツメグ、ローリエ、ミントおよびクローブ)、見事な瑞々しさを感じさせます。味わい深く絹のようなしなやかさを備え、エレガントかつ力強いタンニンを含むワインです。複雑性が高くバランスの良いワインです。

  • ヴィンテージ 2006年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    2006年、チリ全般はむしろ品質のばらつきの目立った年ですが、ロス・ヴァスコスにおいては若干遅熟ではありましたが、均一で質の高いヴィンテージとなりました。寒く湿った春を経て、夏は記録的暑さにも関わらず、好条件下で過ぎました。変化の多い天候にもブドウは上手く適応し、収穫まで良い具合に成熟していきました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    平年並みの濃さのルビー色の外観。イチゴ、カシス、チェリーを思わせるアロマの果実表現が豊かで、心地よいスパイス香を感じさせます。後味にはローリエとユーカリの香りを含み、チリのテロワールがうかがえます。味わいに関しては、瑞々しく軽やかで、果実味の豊かさとバランスの良さが魅力のワインです。タンニンはしっかりとしていて、かつ上手く溶け込んでいます。

  • ヴィンテージ 2005年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    春にはたっぷりと雨が降ったため、おかげで夏の灌漑作業が軽減されました。夏は 猛暑の日が続き、ブドウの生育は一時的に妨げられ、果房の乾燥も起きています。幸いにも、収穫期間中には涼しい曇りの日が続きました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    程よく濃いルビー色の美しい外観。熟したイチゴとブラックチェリーを思わせる香り高いアロマ。砂糖漬け果実とチョコレートを思わせる芳しい香りのニュアンスが楽しめます。口に含むと瑞々しさがあり、なめらか。コクのある風味が広がります。とても果実味豊かな風味で、最後にほのかなスパイス系の余韻が残ります。平均的ストラクチュアのワインで、バランスの良さが魅力です。熟したタンニンのおかげで、とても飲み心地の良いワインに仕上がっています。

  • ヴィンテージ 2004年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

    天候面では恵まれた年でした。冬と春には適量の雨に恵まれ、果実は上質な凝縮を得ることが出来ました。12月から3月には高温の日が続き、結果、果実糖度が凝縮しました。ブドウ成熟時期にあたる夏は乾燥した天候が続き、理想的条件の下で過ぎました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    しっかりと濃さのある赤ルビー色の外観。イチゴ、チェリーの赤果実香と、チョコレートやローリエのアロマが特徴的。味わいに関しては、しなやかさと風味のバランスが良さがあり、果実味とスパイスの高い凝縮が見られます。力強さと美しい余韻が魅力的なカベルネ・ソーヴィニヨンです。