アマンカヤ

メンドーサ

「アマンカヤ」は、「カロ」同じく、アルゼンチンのアイデンティティとボルドーのスタイルの絶妙なバランスから生まれます。高い割合でマルベックを用いて、樽育成期間はより短く、「カロ」以上の豊かな果実味をお楽しみいただけるワインに仕上げています。アンデス山脈に生まれるこのワインは、「アマンカヤ」(インディオ語でアンデスの高地に棲息する可憐な花を意味する)と名付けました。

アマンカヤ メンドーサ

ヴィンテージ

  • ヴィンテージ 2015年

    • 85% マルベック
    • 15% カベルネ・ソーヴィニヨン

    シーズン始めは平年に比べて雨が多く、日照量は少なく平均気温もさらに低めの天候が続きました。

    ウコ・ヴァレー地域:10月は摂氏0度に迫る気温を記録。一方、11月の気温は平年並みでした。12月1日にはウコ・ヴァレー南地域を突然の凍害がおそいます。ドメーヌの区画にも一部被害が出ています。通常に比べて雨も多く、2月および3月には過去平均値より142ミリメートル多い降水量を観測しています。

    ファースト・ゾーン:ウコ・ヴァレーと同じく、平年に比べて多い降水量と高い湿度がシーズンの特徴としてあげられます。初夏の気温はおだやかで、過ごしやすい日が続きました。2月および3月には集中的に降雨(過去平均値より189ミリメートル多い)があり、ドメーヌ独自の品質基準にしたがって、区画ごと個別にチェックを行なう必要が生じました。

    2014年と比較して、収量は総じて5%ほど低減しています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観は深みのある赤色。香りには赤果実および黒果実のアロマが広がり、同時にモカ、スパイス、ペッパーのノートを感じさせます。

  • ヴィンテージ 2014年

    • 65% マルベック
    • 35% カベルネ・ソーヴィニヨン

    ファーストゾーンでは、9月の気温は低く萌芽に遅れが生じ、ブドウ生育サイクルは遅めのスタートとなりました。1月の平均気温は高めで、かつ降雨もなく、ブドウ粒は小さめの仕上がりです。2月には過去12年で最大レベルの降水量を記録しています。ウコ・ヴァレー地域における天候も、ファーストゾーン同様の状況でした。平年より湿度は高めだったとはいえ、3月および4月前半は運よく好天に恵まれました。いずれの地域においても、天候不順に見舞われながらも非常に良質な収穫が得られています。

    テイスティングコメント(ボトリンク時)

    深みのあるガーネット色の外観、スミレ色の光沢。ラズベリーを思わせる果実香が広がり、続いてモカ、コーヒー、各種スパイスのノートが香ります。上質で心地よいバランスの味わい。エレガントで上品なタンニンと、しなやかさと丸みとの調和が見事。
    アマンカヤ2014年は個性が光る最上級ワインです。今すぐお楽しみいただくか、あるいは数年熟成後にそのポテンシャルの高さをご堪能ください。

  • ヴィンテージ 2013年

    • 65% マルベック
    • 35% カベルネ・ソーヴィニヨン

    ウコ・ヴァレー地域:同地域においては、降水量は平年より38ミリメートル少なく(平年値293ミリメートルに対して255ミリメートル)、若干乾燥したシーズンとなりました。冬および春は通常より雨の多い季節となりましたが、シーズン終盤は極めて乾燥しており、2月および3月、雨は全く降っていません。気温は平年並みの数値を記録。萌芽、結実ともに理想的コンディションで進み、素晴らしい品質のマルベックが生まれています。

    ファーストゾーン:アグレロ地区ならびにラス・コンプエルタス地区では、マルベックにとっては理想的な一年でした。シーズン中の降水量は平年並みの数値を記録しています。12月および2月はほとんど降雨がなかった一方で、1月は雨が多く、降水量87ミリメートルを記録。春は温暖でしたが、続く1月は低温傾向。2月になると暖かい日が続きました。昼夜の気温差は2012年同様に大きく、その結果、濃厚な色素を含む、凝縮性の高い果実に仕上っています。カベルネ・ソーヴィニヨンに関しては、細分化した区画ごとのポテンシャルを熟知してその特性を最大限に活かす、特別区画セレクションを導入したこともあり、一層緻密かつ丁寧な管理が要求されました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある赤い外観、軽く紫色および赤ルビー色の色調を含んでいます。
    香りに関しては、クローブ、ホワイトペッパー、ラズベリーのアロマが印象的。チョコレートやタバコを思わせる、上品で心地良い香りがほのかに余韻として残ります。
    味わいに関しては、ビロードのようになめらかなタンニンを含み、長い余韻が特徴的です。抜栓後、繊細な風味が徐々に広がり、同時に、後味まで上質な酸味が感じられます。
    バランス良く明解な味わいのワインで、今すぐお楽しみいただけますし、また、瓶内で熟成させることで一層の風味の広がりが得られるでしょう。

  • ヴィンテージ 2012年

    • ブドウ品種:マルベック 65%
    • カベルネ・ソーヴィニヨン 35%

    ブドウ栽培周期のスタートにあたる9月および10月の時期は、平均気温20度、少量の降雨にも恵まれ、萌芽は順調に進み、良好な結実が得られました。12月には平年より多めの降水量を記録し、果実の着色には若干の遅れが出ています。
    2012月1月に入ると気温は上昇し、ただ、日中の暑さとは対照的に、夜間は記録的に低い気温を観測しています。 最大15度の昼夜の温度差を記録しています。このような天候のもと、豊かで秀逸なアロマとともに、高い糖度とそれに適合した酸を含んだ上質の果実が収穫出来ています。
    栽培周期の終盤は、日中は高温で雨のない日が続きました。欠点のない完璧な果実成熟を得ることが出来、色味は濃く、非常に凝縮したブドウ果実に仕上がっています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある真紅の外観。
    香りに関しては、赤果実および黒果実、スグリおよびプラムのアロマが、オーク樽内での育成で得られるバニラ、各種スパイス、モカのノートと絡み、溶け合っています。
    味わいに関しては、アタックではタンニンの上質さと柔らかさが顕著に感じられ、余韻の長い後味へと続きます。後味にはバニラおよびチョコレートのノートが感じられます。

  • ヴィンテージ 2011年

    • マルベック 70% カベルネ・ソーヴィニヨン 30%

    春は温暖で乾燥しており、萌芽はとりわけ好条件の下で進みました。11月初頭の霜害による影響が多少ブドウ畑にも出ています。12月および1月の降水量は少なく、平年並みの気温を記録しています。2月は非常に乾燥した天候でスタートしましたが、3月に入ると雨に恵まれ、暑さと旱魃状況にも若干緩和が見られました。その後は4月の収穫まで気温はむしろ低めで、ほとんど雨が降らない毎日でした。このような状況の下、上質な果実の成熟が得られています。酸味、タンニン熟度、糖分、以上3要素のバランスが素晴らしく、アロマの濃厚さが特筆に値する収穫となりました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある真紅の外観。
    香りに関しては、赤果実・黒果実のアロマ、スグリ、プラム、ほのかなミントとスギ香。フレンチオークからもたらされるバニラ、各種スパイス、モカのノートがブーケを補います。
    味わいに関しては、タンニンのテクスチュアは心地良く、優れたバランスを感じさせます。タンニンは上質でしなやか。口中に優しい甘み感が広がります。深みがありアロマ表現豊かなワイン。今からでも楽しんでいただけますし、3〜5年の瓶内熟成により一層の風味が得られるでしょう。

  • ヴィンテージ 2010年

    • マルベック 65% カベルネ・ソーヴィニヨン 35%

    2010年はむしろ冷涼な天候となりました。ブドウ畑のリズムを狂わせるような、大きな天候の乱れは記録されませんでした。冷涼ではありましたが凍霜害はなかった春から季節はスタートし、開花は好条件下で進みました。その後、夏季は暑く安定した天候が続き、着色は通常どおりの日程ですすみました。

    着色期から収穫まで、気温は低めで安定しており、全般的に乾燥傾向の天候が続きました。おかげでカベルネ・ソーヴィニヨンには上質の熟度が生まれ、マルベックの特長(ドライフルーツのアロマ、花系のノート、濃厚な緋色の外観)も巧く保たれています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある緋色の外観。香りは、赤果実・黒果実、スグリ、プラムのアロマに加えて、ミントやスギも感じられます。バニラ、スパイス、モカのノートがブーケを補完しています。
    心地良いタンニンのストラクチュアを備え、見事なバランスを備えたワインです。
    タンニンは繊細で優しさがあります。非常に心地良い甘み感が楽しめます。
    深みがあり、アロマ表現豊かで、今からでも楽しめますし、3〜5年の熟成でエレガンスを増すと思わせるワインです。

  • ヴィンテージ 2009年

    • マルベック 70% カベルネ・ソーヴィニヨン 30%

    2009年は特筆すべき天候トラブルもなく、理想的な天候条件に恵まれました。春は長く冷涼で、着色期および4月末まで適度に暑く乾いた安定した天候が続きました。カベルネ・ソーヴィニヨンおよびマルベックの果実成熟に理想的な条件を享受しました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある赤緋色の外観。赤果実のアロマ表現豊かな香り。同時にフレンチオーク樽育成から生まれるバニラ、スパイス、コーヒーの見事なノートが特長的です。

    味わいに関しては、タンニンの織目は心地よくバランスが取れています。繊細で柔らかなタンニンです。快適な甘さも感じさせます。奥行きがあり果実のアロマ表現豊かなこのワインは、現時点でも楽しめますし、3〜5年後にはより一層美味しさを増すワインです。

  • ヴィンテージ 2008年

    • マルベック 50% カベルネ・ソーヴィニヨン 50%

    2008年は、2月から3月末にかけて、寒冷多雨な天候が続きました。適確な栽培管理により、幸いにもマルベックは健全な生育状況かつ最適熟度で収穫出来ました。カベルネ・ソーヴィニヨン栽培区画の中で最も低温な地区では、早期凍害による軽度の被害が見られ、結果、カベルネ・ソーヴィニヨンの一部が品質格下げとなっています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観は深い赤緋色。香りは赤チェリー、黒チェリー、カシス、プラムの心地よいアロマを含む豊かな果実香。バニラおよびスギのほのかな香り。味わいに関しては、優しく丸みがあり非常にバランスの良いタンニンが感じられます。

    バニラとチョコレートのノートはフランス産オーク材からもたらされます。

  • ヴィンテージ 2007年

    • マルベック 50% カベルネ・ソーヴィニヨン 50%

    2007年、春と夏いずれも素晴らしい天候に恵まれました。春には強い風が吹き、ブドウの品質に良い影響を及ぼしました。収穫前に多少雨が降りましたが、ブドウ樹をうまく管理することにより、絶好の衛生状態および成熟状態で収穫出来ています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観は深い赤緋色。赤チェリーや黒チェリー、プラム、ほのかなミント、スギを思わせる、心地よいアロマに溢れた、非常に果実味豊かな香り。味わいに関しては、優しく丸みのあるタンニンが感じられます。バニラやチョコレートのノートを含みます。

    今からでも楽しめますし、熟成させても美味しいワインです。

  • ヴィンテージ 2006年

    • マルベック 50% カベルネ・ソーヴィニヨン 50%

    2006年の春夏は素晴らしい天候条件に恵まれました。春には風が強く吹き、ブドウ果実の質に良い影響をもたらしました。12月には雹・霰に降られ、マルベックの生産量が減少しました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深い赤緋色のワイン。赤チェリーと黒チェリー、プラム、ほのかなミント、スギを思わせる、心地良いアロマが感じられます。非常に果実味豊かなワイン。味わいに関しては、優しく丸みのある芳醇なタンニンが感じられます。バニラやタバコの葉のノートはフランス産オーク樽からもたらされます。

  • ヴィンテージ 2005年

    • マルベック 55% カベルネ・ソーヴィニヨン 45%

    春の終わりには、極めて異例ともいえる天候に見舞われました。12月初旬、高品質区画において大規模な凍害被害を被ります。8月にはメンドーサ川沿いの高地畑が雷雨の被害を受けます。シーズン末期は乾燥した涼しい天候となりました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深い赤緋色。濃厚な果実香、完熟チェリーおよび野生ラズベリーを思わせるアロマ。バニラおよびモカを背景に、カシスを思わせる香りが立ち上ります。味わいに関しては、調和の取れた凝縮性、上質な瑞々しさ。心地良く良質なタンニンの素晴らしいバランスが印象的です。

  • ヴィンテージ 2004年

    • マルベック 55% カベルネ・ソーヴィニヨン 45%

    春と夏は絶好の天候条件に恵まれました。夏の終わりは非常に暑く乾燥し、アンデス山脈から強風が吹き下ります。結果、中高度に植えられたカベルネ・ソーヴィニヨンの一部の区画では成熟の中断が見られています。他方、高地に植えられたマルベックとカベルネ・ソーヴィニヨンには大きな影響は出ていません。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    輝くような赤緋色の美しい外観。赤果実(チェリー、野生のラズベリー)のノートを含む、非常に果実味豊かな香り。味わいに関しては、オーク樽からもたらされる燻製したバニラのノートがあり、非常に瑞々しさがあり、上手く調和した凝縮感が口内に広がります。優しく余韻の長いタンニンによって、素晴らしいバランスが生まれています。

  • ヴィンテージ 2003年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 50% マルベック 50%

    気温の低い春の影響を受け、ブドウの開花には乱れが出ています。結果、収量は低めのヴィンテージです。開花から収穫までの期間、夏は乾燥し、夏の終わりには雷雨に見舞われました。最終的に、2003年は、素晴らしい品質のマルベックと、あまり凝縮性は高くありませんが、伝統的な風味のカベルネ・ソーヴィニヨンが収穫出来ています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    輝きのある美しい外観。バニラやスパイスのノートを含む、赤果実を特徴とする豊かな香り。見事な凝縮感。味わいに関しては、厚みが感じられ、果実と上手く溶け合った樽香。タンニンは非常に優しくで、長い余韻を備えています。