オーシエール・ブラン

ヴァン・ド・ペイ・ドック

オーシエールが生み出す、丹精込めた造りの白ワイン。シャルドネを使用し、活力とまろやかさ、果実のバランスが魅力のワインです。

オーシエール・ブラン ヴァン・ド・ペイ・ドック

ヴィンテージ

  • ヴィンテージ 2016年

    • 100% シャルドネ

    ラングドック地方では、今年も例年同様、地域によって天候に大きな差が見られました。オーシエールをふくむ地中海沿岸地域は、冬シーズン、そして植物生育期に入っても雨不足が続き、その影響が顕著に見られました。

    非常に特殊なヴィンテージではありましたが、萌芽から花の時期を経て果実が熟するまで、植物は上質な生育を進めることができました。冷涼なテロワールと「理性が育つ年頃」に達した区画とのコンビネーションで、天候不順だったヴィンテージをみごとに乗り切りました。

    予想に反して、シャトーの畑全体において非常にハイレベルな熟度を得ることができたのは驚きでした。早熟区画から晩熟区画まで、いずれも素晴らしいアロマ表現と良質なバランスを得ることができています。

    外観:輝きのある美しい黄色。

    淡い緑の光沢。
    香り:ピンクグレープフルーツとアーモンドの花がほのかに香ります。
    味わい:味わいにはラングドックの2016年ヴィンテージ同様の複雑味があるシャルドネです。シュールリーでの育成で「粘性」および味わいのボリューム感がもたらされ、余韻も長く、みずみずしい風味とフィネスが後味まで続きます。

  • ヴィンテージ 2015年

    • 100% シャルドネ

    ラングドック地方では、今年も例年同様、地域によって天候に大きな差が見られました。北部地域は夏の終わりに激しい降雨に見舞われた一方で、さらに南のナルボンヌ地域には、同じ時期、一滴の雨も降っていません。
    オーシエールはというと、萌芽から開花を経て、完熟にいたるまでのブドウ生育サイクル全期間、理想的な天候状況に恵まれた1年でした。
    安定した天候に後押しされ、畑全体において最適な熟度を得ることが出来ています。早熟タイプのシャルドネから最も晩熟なムールヴェードルあるいはカベルネ・ソーヴィニヨンまで、いずれの品種にも完璧なバランスと優れたアロマ表現が備わっています。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    外観:輝きのある美しい黄色い外観、緑の光沢
    香り:柑橘ピールや白花のノートが香ります
    味わい:ボリューム感のある芳醇な味わい。みずみずしく活き活きとしたアタックは、ラングドックの「冷涼な」テロワールに生まれるシャルドネの特徴です
    最適試飲時期:2016年-2017年

  • ヴィンテージ 2014年

    • 100% シャルドネ

    ラングドック地方では、生産地区によって、天候にかなりの差異が見られました。特に降水量はまちまちで、生産への影響も地域ごと様々でした。当地方の北端および南端地区は、むしろ降雨過多の状況であったのに対して、中部は水不足に悩まされました。
    オーシエールの畑だけを見ても、この年の天候の影響により、テロワールごと、ブドウ品種ごとに目立ったばらつきが現れています。
    天候状況は前年とはかなり異なるものでしたが、2014年ヴィンテージも前年同様、抽出レベルの高さ、アロマのフィネス、そして上質な瑞々しさを備えており、ワインのバランスにおいては共通点が見られます。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:色鮮やかで美しい黄色い外観、淡く緑かかった光沢
    香り:柑橘果実やメロンのノートが広がります。
    味わい:活力のあるアタックが、丸みと後味の長さが特徴的な味わいを上手に引き立てています。後味の余韻の素晴らしさはもちろん、最初から最後まで、エレガンスとフィネスをたっぷり感じさせます。
    2014年収穫のシャルドネの品質の高さを立証する風味のワインで、オーシエールにおいてシャルドネワインを造り始めて以来追求してきた、同品種の魅力と特性(瑞々しさ、丸み、活力、アロマ、バランス、フィネス…)を最大限に引き出すことに見事成功しています。
    最適試飲時期:2015年−2016年

  • ヴィンテージ 2013年

    • シャルドネ 100%

    ラングドック地方の2013年ヴィンテージは、フランス各地のブドウ畑に影響を及ぼした異常気象による被害からは免れたとはいえ、天候面ではそれでも異例の年だったと言えます。
    2012年秋の降水量は実に豊富で、良好な植物生育に十分な貯水量を土壌下層部に確保出来ました。2013年冬の気温はラングドック地方における平年並みの数値で、温暖かつ降水量も少なく、低温かつ多湿な天候が続いた春とは実に対照的でした。7月および8月は日照量も豊富で暑く、おかげでシーズン初めに取った遅れを一部回復することが出来ました。
    9月および10月はかなり冷涼かつ乾燥した日が続き、それによりタンニンはゆっくりと熟度を高め、いずれの品種に関しても上質な瑞々しさを保った状態で成熟しています。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    外観:むしろ軽めの黄色い外観、緑かかった光沢。
    香り:第一次香は夏の果実、つまりアプリコットや桜桃を思わせます。その後、フローラル系のノートを特徴とする繊細なアロマが広がります。
    味わい:絹のようになめらかな活力あふれるアタック。余韻全体に瑞々しい風味が残ります。後味では、トロピカルフルーツの風味と柑橘系のノートが絡み合います。

  • ヴィンテージ 2012年

    • シャルドネ 100%

    2012年の冬は、長期にわたった寒さが記憶に残るでしょう。2月には12日間連続で気温がマイナスを記録し、当地方では実に珍しい数値(マイナス10℃に迫る)まで気温が落ち込みました。冬は顕著なまでの乾燥傾向で、降水量不足が危惧されましたが、3月、4月および6月には十分な降雨があり、危機的な水分ストレス状況は免れ得ました。夏には平年並みの気温と降雨に恵まれました。しかし9月に入ると低温の日が続き、最後には連日雷雨に見舞われました。終ってみるとこのヴィンテージの難関は栽培シーズン最後に残されていたと言えます。それでも、シャルドネの収穫は9月第1週に行なわれており、このような天候の乱れの影響は受けていません。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:ほのかな黄色、明るい緑の光沢
    香り:秀逸なアロマ表現。最初に金色果肉のグレープフルーツを思わせる瑞々しさを感じさせ、その後は白花系の繊細な香りが広がります。
    味わい:上質なアタックに始まり、ほのかなメンソール香を帯びたアニスのノートが表れます。重さを感じさせることなく口いっぱいに広がるボリューム感。後味はとにかく豊かで、活力を帯び、柑橘系のノートを楽しませてくれます。

  • ヴィンテージ 2011年

    • シャルドネ 100%

    2011年ヴィンテージは比較的寒冷な冬から始まりました。冬季の降水量は若干不足気味で、日照状況には変動が見られました。その他フランスのワイン生産地と異なり、この年の春のラングドック地方は定期的な降雨に恵まれました。植物生育周期スピードは速く、初夏の段階では通常より15日ほど早めの生育が記録されています。

    ところが、6月および7月は低温の日が続き、それまでに得た生育の時期的余裕はなくなりました。夏らしい雨に恵まれたことで、着色および果実成熟に必要な水分を確保することが出来ています。

    2011年秋の収穫作業は、異例の暑さのもとで進められました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    通常より若干濃さのある鮮やかな黄色い輝き。
    ブドウの花および洋梨を思わせる瑞々しく上品な香り。活き活きとした瑞々しさのある見事なアタック。味わいには上質なボリューム感があり、かといって粘性は強過ぎず、フレッシュミントやアニスのノートが特徴的。このワインに伝統的に見られる活力により、全体の瑞々しさと見事なミネラル感が引き立てられています。
    その他のヴィンテージ同様、オーシエール・ブランはラングドックの伝統的スタイルとは一線を画しています。

  • ヴィンテージ 2010年

    • シャルドネ 100%

    2010年の冬は寒冷で、複数回、寒波に見舞われました。温暖な日が続いた4月とは対照的に、3月およびとりわけ5月には低気温が観測されました。5月中は低気温と風雪により、早熟品種の生育周期に遅れが生じました。夏は降水量も少なく、暑い天候に見舞われましたが、それまでにとった遅れを取り戻すには十分ではありませんでした。5月は多湿で定期的に降雨があったとはいえ、冬季の雨量も限定的で、2010年は雨量不足気味でした。オーシエールのテロワールは元来「瑞々しさ」を特徴とし、おかげで旱魃期を耐えることが出来ました。とはいえ、収穫は前年比10日ほど遅れて開始しています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    鮮やかな黄色い美しいカラー、緑の光沢がとりわけ特徴的です。微かな発泡性。
    率直で瑞々しい香り。ライムおよび金柑を思わせる柑橘果実の見事なノート。オーシエール・ブランの特徴でもある白花の香り。アタックは率直で活き活きとしています。その後、当初の瑞々しさを失うことなく、優しさとしなやかさを帯びていきます。総じて、高い粘性と酸味とのバランスにしっかり支えられています。後味の段階でも、ワインはしっかりと主張を持ち、バランスの良さを変わらず感じさせます。シャルドネに鬱陶しさは一切なく、豊かな表現を楽しませてくれます。

  • ヴィンテージ 2009年

    • シャルドネ 100%

    ラングドック地方はどちらかと言えば波のある天候の一年でした。冬季には降雨に恵まれ、十分に水分を蓄えることが出来、4月および5月は温暖な天候の下、素晴らしい植物生育が得られました。2009年1月の暴風雨「クラウス」通過時、同地方には風速毎時180キロメートルの暴風による傷跡が残りましたが、オーシエールのブドウ畑は幸いにも被害を免れました。シャルドネといった早熟品種の熟成が夏季の高温により促進されました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    緑の美しい光沢をもつ薄い黄色の見事な外観。馥郁たるエレガントな香り、南国果実および柑橘系果実のアロマ。ほのかな樽のノートがブーケに溶け込んでいます。アタックは控えめでデリケート、直後に豊かな丸みと瑞々しさがあらわれます。酸味と高い粘性の絶妙なバランスを備え、素晴らしく芳醇なワインです。