テイスティングアドバイス

年代物のワインはどれくらい前にデカンタージュをしたらいいのですか?

一般的に言われることとは異なるかもしれませんが、デカンタージュが必要なワインは若いワインで、香りを十分に表に出させるためにも前もって抜栓しておくことをおすすめします。

必要な時間はワインの種類とヴィンテージによって異なり、通常0時間から24時間です。一般的にタンニンが強いワインほど長い時間が必要になります。年代物のワインは、長時間のデカンタージュは必要とせず、味わう1~2時間前にワインの栓を抜けば十分です。

ラフィット・ロートシルトでは、常にセラーマスターが赤ワインの場合、ダブル・デカンタージュを行なっています。

  • カラフにワインの上澄みを移す(光源はろうそくを使用)
  • ボトルを洗浄する
  • デカンタージュされたワインをボトルに戻す

デカンタージュをすることでアロマを「開かせる」ことが出来ますし、ワインに問題がないか確認する機会にもなりますので、短時間であってもデカンタージュをおすすめします。

テイスティングの最適温度は?

間違った温度管理はテイスティングに悪影響を及ぼします。温度が高すぎるとアルコール分がきつく感じられ、逆に冷たすぎるとブーケの勢いが沈んでしまいます。

通常、以下の温度でのテイスティングをお勧めしています。

  • 樽香が魅力の赤の場合、16~18度
  • 樽香のない赤の場合、15~17度
  • 白およびロゼの場合、10~12度
  • 甘口白の場合、8~10度

同時に室温とのバランスにご注意ください。例えば熱帯地域で飲む11度のワインは凍ったような冷たい口当たりに感じられます。その場合はむしろ13~14度でお楽しみください。

白ワインはテーブルに着く前は冷蔵庫で保管し、サービスを始める15~30分前に冷蔵庫から出します。赤ワインに関しては、室温より2度ほど涼しい場所にサービス直前まで保管しておくのが良いでしょう。