レゼルヴ・スペシャル・ポイヤック

レゼルヴ・スペシャル・ポイヤックは、アペラシオン・ポイヤックのワイナリーで醸された生産ロットを主にブレンドして造られます。伝統のワイン造りを継承し、シャトーワインに準するスタイルで、同時に、より早くお楽しみいただける造りのワインです。

レゼルヴ・スペシャル・ポイヤック

ヴィンテージ

  • ヴィンテージ 2014年

    • 70% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 30% メルロ

    2014年の夏は天候不順に悩まされ、日照量は不足がちで気温も十分ではない時期が続きました。9月初頭になると、同地方全域、一転して見事なまでの好天が続きます。10月末までの数週間におよぶ好天は、このヴィンテージにまさに救いの手を差し伸べました。絵に描いたようなインディアンサマーのおかげでブドウは最適な熟度を得ることが出来ています。糖分と酸、フェノール成分のバランスは抜群で、偉大なるヴィンテージと評するにふさわしい品質の高さです。カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランは素晴らしい秋口の天候を享受し、秀逸な品質の2014年ワインが生み出されています。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    外観:濃いルビー色
    香り:控えめで上品な香り。ドライフルーツ(イチジク)やブラックペッパーのアロマ、樽香(カカオパウダー)。
    味わい:力強さと上質な骨格のあるワイン。溶け込んだタンニン。後味にはブラックペッパーやリコリスのアロマが余韻となって残ります。

  • ヴィンテージ 2012年

    • 70% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 30% メルロ

    2012年は、ワイン用ブドウ生産者にとって、常に緊張を強いられ容易とはいえないヴィンテージでした。寒さの厳しい冬を経て、春を迎えても低温が続いたため、開花に遅れが生じ、花の時期は長期にわたりました。4月24日には雹・霰を含む激しい雷雨に見舞われ、一部のブドウ畑にはその影響が出ています。6月初旬は降雨に見舞われ、受粉が正常に行なわれず、花ぶるいや部分的結実不良が起きています。結果、収量は低めです。湿度が高く日照量も不足がちな天候が7月中旬まで続きました。8月および9月初旬は一転して暑く乾燥した天候に恵まれ、昼夜の寒暖差も十分でした。9月末には大雨に降られましたが、その頃には果実の熟度はすでに十分に高まっており、上質な収穫が得られています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:濃厚な深紅の外観
    香り:表現豊か。上質でエレガントな香り。みずみずしくメンソールぽいノートと、トースト香およびスパイシーなアロマが交じり合っています。
    味わい:芳醇で力強さのある風味。上質なタンニンストラクチュアを備え、ほのかにリコリスを感じさせるみずみずしい余韻が後味に残ります。テロワールの魅力あふれる、クラシックな仕上がりのポイヤックワインです。

  • ヴィンテージ 2011年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 70%
    • メルロ 30%

    2011年は、過去40年において、最も高いレベルの日照量と気温を記録し、とりわけ旱魃傾向の強かった一年でした。このような天候状況の下、開花は早め(平年比2〜3週間早め)に始まり、短期間で均質に進みました。いくつかのブドウ区画は重度の水分ストレスを受けており、着色も早めの7月に始まっています。8月はかなり暑く、加えて降雨もあり、ボトリティス(カビ菌)の繁殖に拍車がかかりました。

    収穫も同じく早期で、メルロは9月初旬、カベルネは9月中旬に行ないました。リッチ感と凝縮性を特徴とするヴィンテージが2年続き、その後に生まれた2011年ヴィンテージは、調和と均衡への回帰といえる仕上がりです。クラシックなスタイルのヴィンテージです。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    外観:暗いルビー色の輝きのある外観
    香り:濃厚かつ複雑で、タバコや葉巻ケースを思わせるアロマと、スパイス(ペッパー、ナツメグ)のノートを含んでいます。
    味わい:アタックは芳醇で、濃密で絹のようななめらかさのあるタンニンが広がります。余韻の長いスパイシーかつ瑞々しさが印象的な後味。

  • ヴィンテージ 2010年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 60% メルロ 40%

    2010年は、一部の品種(晩熟傾向のカベルネおよびメルロ)にとって、開花時の天候条件が厳しかった年です。記録的旱魃と同時に、花ぶるいや部分的結実不良が発生しています。
    2010年の平均収量は、2009年と比べ15%落ち込んでいます。これにより、ワインの全体的な質には向上が見られています。特筆に値するタンニンの豊かさ、高いアルコール度数、加えてワインの活力と長期熟成ポテンシャルのもととなる高い酸を含み、それが巧く他とのバランスをとっています。2010年ワインに顕著にあらわれている左岸の特長として、力強さと上質な骨組み、そして味わいの瑞々しさが挙げられます。2009/2010:歴史的ペア!

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:非常に深みのある真紅
    香り:エレガントで上品なテロワール表現。スパイス(バニラ、リコリス)とほのかな樽香(モカ)が絡み合っています。エアレーション後、メンソール系およびドライフラワーのノートが広がります。
    味わい:力強く骨組みの良いワイン。濃厚かつしなやかなタンニン、瑞々しくメンソールぽさのある長い余韻。

  • ヴィンテージ 2009年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 65% メルロ 35%

    2009年ヴィンテージは、ボルドーにおいて偉大なヴィンテージと評されるため5大条件を見事に満たしています。つまり、温暖・乾燥・豊富な日照により均整かつ早期に進んだ開花および結実(6月上旬)、同様に早期の着色(7月下旬開始)、8月および9月は暑く乾いた天候に恵まれ、完全な果実成熟を得て、最終的には9月下旬にこれ以上ない天候の下で理想的収穫が行われました!

    ポイヤック2009年は力強く豊かで凝縮性の高いワインです。同AOCの歴史における偉大なヴィンテージです!

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:深みのあるルビー色。
    香り:濃縮で繊細かつ複雑。レザーおよびワックスのノートが主流。エアレーション後、ジャム煮込み果実(グリオット種チェリー)およびスパイス(シナモン、ナツメグ)のアロマがたち上がります。
    味わい:骨格がありたっぷりとしたワイン。力強く熟度があり溶け込んだタンニンを伴います。後味の余韻は長く、リコリスおよびスパイスを感じさせます。

  • ヴィンテージ 2008年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 75% メルロ 25%

    2008年は凍霜害を被った1991年以来の少量収穫となりました。同じく低収量であった2007年と比較してもマイナス20%です。早期萌芽の後、時期外れの霜害を受け、かなりのワイナリーで収穫の一部に影響が見られています。2007年同様、2008年も9月および10月の乾燥した日照豊富な好天に救われたヴィンテージとなりました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:深みのあるルビー色。
    香り:控えめでエレガントかつ官能的。樽香、バニラおよびスパイスのノート。
    味わい:芳醇で力強く、バランスの取れたワイン。ペッパーを感じさせる持続性のあるアロマ表現。後味の瑞々しさは見事。クラシックかつテロワール表現豊かなポイヤックです。長期熟成ポテンシャルを備えています。