サガ・メドック

メドック地区には多種多様な土壌が広がり、あらゆるシーンにふさわしい、様々なスタイルのワインが生まれています。

当コレクションのメドックは、銘醸ワイナリーの真髄が詰まったワインです。厳正な品質審査を行ない、高い基準を維持し、生産仕様書を厳格に遵守したワイン造り。収量制限、完璧な熟度と純度をともなったブドウ果実、揺るぎない伝統法での育成、数々の条件が課せられています。

このワインの主要品種は、メドックの王として君臨するブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨンです。当コレクションのメドックは、ボトリングまでの期間、ヴィンテージの性格に適した育成を行ない、ご入手直後にお楽しみいただけるように仕上げています。

サガ・メドック

ヴィンテージ

  • ヴィンテージ 2016年

    • 60% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 40% メルロ

    ボルドーにおける2016年は、量・質ともに、伝説的1990年を思わせる実に素晴らしいヴィンテージです!ただ、畑スタッフにとってはなかなか手間がかかる1年でした。シーズン初めは雨が多く(前半6ヶ月で降水量800ミリメートルを記録)、7月1日から9月13日までは非常に乾いた天候が続きました。シーズン終盤にようやく局地的な雷雨および理想的なインディアンサマーに恵まれ、完璧な熟度でブドウを収穫することができました。仕上がった赤ワインは実に芳醇。果実味ゆたかで甘美な味わい。稀に見る高い熟度のタンニンを含み、非常に深みのある色調が特徴的です。左岸地区およびカベルネ・ソーヴィニヨンはとりわけ素晴らしい仕上がりです。

    テイスティングコメント

    外観:深みのある赤紫色
    香り:上品でひかえめな香り。蜜蝋を思わせるノート、ザン(リコリスキャンディー)、グリオット種チェリーのアロマが交じり合っています。
    味わい:エレガントでありながらしっかりとした骨組み。織り目の詰んだハリのあるタンニンを含み、後味には香ばしいリコリスが残ります。すでに風味高い仕上がりですが、長期熟成に必要とされる要素も備わっているワインです。

  • ヴィンテージ 2015年

    • 60% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 40% メルロ

    2015年ヴィンテージは比較的遅めに萌芽を迎えた点が特徴的で、開花は6月前半にかけて理想的な条件下で(限定的な降雨、平年より若干高めの気温)均質かつ短期間で進みました。7月は暑さが目立ち(6月30日から7月6日の期間には猛暑に迫る気温を記録)、干ばつ状態(2010年同様、降水量20ミリメートル)に陥りました。一転して8月は過去15年間と比較して雨の多い月となりました(平均降水量90ミリメートル)。着色(7月末/8月頭)は短期間で均質に進みました。8月および9月の降雨が畑に及ぼした影響はまちまちでしたが、ボルドー2015年ヴィンテージの全体的に優れた品質を損なうような事例は生じていません。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:深みのある赤紫色。
    香り:濃厚、複雑。小粒黒果実、甘み感のあるスパイス(バニラ、シナモン)、焙焦のニュアンス。
    味わい:芳醇でシルクのようになめらか。肉厚で、とにかく丸みのあるストラクチュアを備えています。後味には長い余韻とスパイシーな風味が残ります。

  • ヴィンテージ 2014年

    • 60% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 40% メルロ

    2014年の夏は天候不順に悩まされ、日照量は不足がちで気温も十分ではない時期が続きました。9月初頭になると、同地方全域、一転して見事なまでの好天が続きました。10月末までの数週間におよぶ好天は、このヴィンテージにまさに救いの手を差し伸べました。絵に描いたようなインディアンサマーのおかげでブドウは最適な熟度を得ることが出来ています。糖分と酸、フェノール成分のバランスは抜群で、偉大なるヴィンテージと評するにふさわしい品質の高さです。カベルネ・ソーヴィニヨンは素晴らしい秋口の天候を享受し、秀逸な品質の2014年ワインが生み出されています。

    テイスティングコメント(ボトリング時):

    外観:良好な濃さのある赤ルビー色
    香り:濃厚でアロマ表現ゆたか。皮革やスパイスのノートとともに控えめな樽香が交ざっています。
    味わい:アタックは芳醇で、上質なタンニンのストラクチュアとともに広がりを見せます。スパイシーな風味を含み、みずみずしくアロマ表現ゆたかな余韻が後味に残ります。

  • ヴィンテージ 2013年

    • 60% カベルネ・ソーヴィニヨン
    • 40% メルロ

    ボルドーにおいて、2013年は、難しい天候状況が記憶に残るヴィンテージとなりました。春は雨が多く、花ぶるいや部分的結実不良が引き起こされ、アントル=ドゥー=メール地区では雹・霰まじりの雷雨による被害も出ています。収穫まで雨天と好天が交互に訪れました。過去30年でも最も困難を来した年であり、凍霜害に見舞われた1991年以来の低収量を記録しています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:淡くレンガ色かかった、濃さのある赤色
    香り:アロマ表現豊かで実にエレガント。優しいスパイスの香りとともに、赤果実やリコリスを思わせる濃厚なアロマを含んでいます。
    味わい:しなやかで風味豊か。複雑かつ芳ばしい味わい。後味には上質な瑞々しさが残ります。上品な魅力あふれる、同ヴィンテージとっておきの秀作ワインです。

  • ヴィンテージ 2012年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 50%
    • メルロ 50%

    2012年は、ワイン用ブドウ生産者にとって、ストレスが多い、困難なヴィンテージでした。寒さの厳しい冬を経て、春になっても低温続きだったため、開花に遅れがみられ、花の時期は長期にわたりました。 6月初頭は降雨に見舞われ、受粉が正常に行なわれず、花ぶるいや結実不良が起きています。結果、収量は低めです。湿度は高く日照量も不足がちな天候が7月中旬まで続きました。8月および9月初旬は一転して暑く乾燥した天候に恵まれ、昼夜の寒暖差も十分でした。9月末に大雨に降られる前に果実はしっかりと高い熟度を得ており、結果的には上質な収穫が出来ています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:輝きのある深い赤ルビー色
    香り:表現豊かで複雑。タバコや葉巻ケースのノートを含み、エアレーションにより小粒黒果実(ブラックベリー)やスパイスのアロマが広がります。
    味わい:クラシックなメドックワインの味わい。ストラクチュアは平均的です。織り目の詰んだタンニンを含み、後味には上質な瑞々しさがあり、スパイシーな余韻が楽しめます。

  • ヴィンテージ 2011年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 50% メルロ 50%

    2011年は、過去40年において、最も高いレベルの日照量と気温を記録し、とりわけ旱魃傾向の強かった一年でした。
    このような天候状況の下、開花は早め(平年比2〜3週間早め)に始まり、短期間で均質に進みました。いくつかのブドウ区画は水分ストレスを受けており、着色も早めの7月に始まっています。
    収穫も同じく早期で、メルロは9月初旬、カベルネは9月中旬に行ないました。リッチ感と凝縮性を特徴とするヴィンテージが2年続き、その後に生まれた2011年ヴィンテージは、調和と均衡への回帰といえる仕上がりです。クラシックなスタイルのヴィンテージです。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:深い光沢をもつ真紅色
    香り:濃さがあり上品な香り。赤果実(グリオット種チェリー、カシス)、甘み感のあるスパイス(シナモン)、ザン(リコリスキャンディー)を思わせるアロマを含みます。
    味わい:調和とバランスがとれた味わい。熟したタンニンは既に上手く溶け込んでいて、加えて上質な瑞々しさを備えています。後味は力強く余韻も長く、赤果実やスパイスのアロマが特徴的。エレガントでクラシックなスタイルのメドックワイン。

  • ヴィンテージ 2010年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 50% メルロ 50%

    2010年は、一部の品種(晩熟傾向のカベルネおよびメルロ)にとって開花時の天候条件が厳しかった年です。記録的旱魃と同時に、花ぶるいや部分的結実不良が発生しています。2010年の平均収量は、2009年と比べ15%落ち込んでいます。これによりワインの全体的な質には向上が見られました。特筆に値するタンニンの豊かさ、高いアルコール度数、加えてワインの活力と長期熟成ポテンシャルのもととなる高い酸を含み、それが巧く他とのバランスをとっています。2010年ワインに顕著にあらわれている左岸の特長として、力強さと上質な骨組み、そして味わいの瑞々しさが挙げられます。
    2009/2010:歴史的ペア!

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:深みのあるルビー色
    香り:控えめかつアロマ表現豊か。スモーキー、トースト、スパイスのノートが特長的。エアレーション後、ブラックベリーおよびカシスのアロマがあらわれます。
    味わい:芳醇かつ肉づきの良いワイン。アタックには上質な甘み感があり、熟したタンニンとビロード感が備わっています。瑞々しくスパイシーな余韻が楽しめます。

  • ヴィンテージ 2009年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 60% メルロ 40%

    2009年ヴィンテージは、ボルドーにおいて偉大なヴィンテージと評されるための5大条件を見事に満たしています。つまり、温暖・乾燥・豊富な日照により均整かつ早期に進んだ開花および結実(6月上旬)、同様に早期の着色(7月下旬開始)、8月および9月は暑く乾いた天候に恵まれ、完全な果実成熟を得て、最終的には9月下旬にこれ以上ない天候のもとで理想的収穫が行われました!

    メドックのワインは、非常に上質で、見事なアロマ表現と熟したなめらかなタンニンを伴っています。後味の瑞々しさにより、高くなりがちなアルコール値のバランスを見事に調えています。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    外観:深みのある緋色。
    香り:アロマ豊かで濃厚、ジャム煮込み果実(イチゴ、カシス)のアロマからリコリスのノートが絡み合います。
    味わい:丸みがありバランス良く、熟したなめらかなタンニンおよび力強いスパイス香(シナモン、ブラックペッパー)を備えています。

  • ヴィンテージ 2008年

    • カベルネ・ソーヴィニヨン 70% メルロ 30%

    2008年は凍霜害を被った1991年以来の少量収穫となりました。同じく低収量であった2007年と比較してもマイナス20%です。早期萌芽の後、時期外れの霜害を受け、かなりのワイナリーで収穫の一部に影響が見られています。2007年同様、2008年も9月および10月の乾燥した日照豊富な好天に救われたヴィンテージとなりました。

    テイスティングコメント(ボトリング時)

    深みのある美しいルビー色の外観。
    香りは控えめかつ繊細でエレガント。ブラックベリーおよびカシス、トースト香およびグリル香(ヘーゼルナッツ、アーモンド)のノートが優勢。
    味に関しては、コクのある見事なバランスのワインです。芳醇なアタック、溶け込んだタンニン、リコリスを感じさせる余韻の長い後味が特長的。