2009年 - ウィリアム・クライン

画家であり、時には写真家であり映画監督であり、ウィリアム・クラインは大都市をこよなく愛するジャンル分け不可能なアーティスト。1928年ニュー ヨークに生まれ、二十歳の時初めてパリの喧騒と出会う。以来、片時も離れることなくパリの魅力にとりつかれてきた。写真家として活動する以前、クラインは絵画の手ほどきをとりわけアンドレ・ロートのアトリエで受けており、そこで彼独自の視点が鍛えられる。

その後、「白枠で縁取られた写真芸術を非神聖化しよう」という確固たる意志で、広角レンズで社会のカオス(混沌)を写真に収めようと街頭に繰り出す。

1950年代末には、彼の初期撮影作である複数短編、『地下鉄のザジ』(1960年作)が撮影され、その後は数多くの社会派ドキュメンタリー作品、風刺コメディーあるいは広告映像、特にアパレル関係の作品制作で、監督としての才能を発揮する。

1966年には彼の名を一般に広めることとなる作品『ポリー・マグーお前は誰だ?』を、1985年には『MODE IN FRANCE』を、1964年にはシモーヌ・シニョレ演じる『AUX GRANDS MAGASINS』を制作している。