2003年 - ジャニン・ニエプス

ブルゴーニュ地方のワイン生産者の家に生まれる。20世紀初め、フィロキセラの被害を避けるため、一家は地方からパリに移住。遠い親戚にあたるニセフォールは、写真術の発明者のひとり。美術と考古学の勉強を始めた直後、写真に魅了され、戦後は写真に専念。ジャニン・ニエプスの写真作品は広く世に知れわたり、60年代以降、フランスのイメージ構築に貢献している。特に女性を取り巻く社会の変遷50年史をテーマとした作品を制作。当コレクションで、ニエプスは、何点かシャトーの写真を撮影。池の水面にシャトー建物が映り込んでいるその写真を上下逆に配置し、池に浮かぶスイレンがまるで空に浮かぶUFOのように見える作品に仕上げている。