1993年 - ロベール・ドアノー

1925年、パリのエスティエンヌ校に入学し、リトグラフを学ぶ。文字のデザインと、広告写真の制作でキャリアをスタート。労働者の生活環境の描写に強い関心を持つ。このシャトー・ラフィット・ロートシルトの写真は、世間に名が知られるきっかけとなった、まさにそのスタイルで制作されている。この写真の制作からちょう ど1年後の1994年4月に死去。この作品はダニエル・ヴィニャの忍耐強さのたまものである。というのも、この「巨匠」に会うまで2年の歳月を要したからだ。しかし、説得にかかった時間はわずか数分であった。この出会いによって、ドアノーが自分の兄弟とみなした、詩人のジャック・プレヴェールと共通の友人関係を2人が築くことになったのは興味深いことである。